夫婦の借金は合計１６００万円。住宅を手放さず債務整理をしたい/松本市

相談者

４０代・男性（松本市在住）　家族：本人、妻、子

ご相談の経緯

　借入のきっかけは、ご主人の事業が失敗し、その補填にご夫婦で借り入れをしたことからでした。転職後のご主人の収入は激減。返済するためにさらに夫婦で借り入れをし、気がつけば合計１６００万円にも膨らんでいました。毎月の返済額は３５万円。その他に夫婦で連帯債務者として契約している住宅ローンの返済もありましたが、まったく支払いの目途が立たず、ご夫婦でご相談にお見えになられました。

借入れの状況

借入合計額　夫約９４０万円（銀行２社・消費者金融３社・信販会社４社）

　　　　　　妻約６５０万円（銀行６社・消費者金融１社・信販会社１社）

　　　　　　他住宅ローン２８００万円

解決にあたっての重視したポイント

　家計の収支状況を伺ったところ、個人再生手続きを行えば、生活の立て直しを図ることができる内容でした。個人再生手続きの最大のポイントである負債が圧縮される仕組みについては書類をもとに詳しくご説明し、また手続きについてのメリットやデメリットもご案内しました。個人再生手続きには２つの種類がありますが、ご主人には日本政策金融公庫からの借り入れがあり、全債権額の２分の１を超えていたため、給与所得者等再生で申し立て、奥様は小規模個人再生で申し立てをすることにしました。

ご相談による結果

　集めていただく書類の種類が多岐にわたりましたが、ご夫婦力を合わせ、収集・作成していただき、裁判所へ提出することができました。

　返済回数を６０回に伸長し、毎月の返済額は、ご夫婦合わせて７０，０００円以下にすることができました。

　今回の手続きを終えて、お客様から感謝のメッセージを頂いております。

アップ済20190426

決定正本20190426アップ済

決定正本20190426 アップ済

・債務整理を終えてのご感想、当事務所へのご意見をお願いします。　

　大変お世話になりました。ありがとうございました。

　手続きが全て終了したとお電話を頂き、やっと安心することが出来ました。

　担当して下さった倉岡さんには、本当にお世話になりました。

　わからないことなど何度も聞き返すことがありましたが、いつも丁寧に説明して下さり、また面接時や電話口でも嫌な顔や嫌な声をされることなく、いつも同じ態度で接して頂いたことに、どれだけ気持ちが救われていたかわかりません。

　これから始まりだと思っています。しっかり返済していきます。

　本当にありがとうございました。

・今なお、借金に苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。債務整理（過払い請求）の相談をためらわれている方に、メッセージをお願いします。

　返済のためにまたお金を借りての毎月毎月自転車操業でした。それでも何とかなると思い、そんな生活を続けてました。そんな中、いよいよどうすることも出来なくなり、持ち家を売り家族もばらばらに暮らすことを考え生きていく意味があるのかすら考えました。まずは成人している娘に相談し、娘がいろいろ調べてくれて、娘について来てもらい中日本司法書士事務所を訪ねました。恥しい思いと後ろめたさでいっぱいでしたが、事務所の方が偏見な態度もなく丁寧に話しを聞いてくれました。最初は半信半疑で正直だまされているのではないかと考えました。しかし、いつも丁寧に説明をしてくれ、書類作成などやらなければならないことも的確に説明して下さり、最初のそんな不安もなくなりすぐになくなりました。今から思うと、あの多額な借金をどうやって返すつもりでいたのか自分で自分が信じられません。おかげで、家を手離さずに済み、借金も返せる額に減額されました。これから５年かけて返済していきます。１人で悩んでいても解決しません。早く気付いて、１日も早くに相談して頂ければと思います。私はごく普通の家の者です。